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子どもを支援する環境作り(構造化とは?)

 

 

 

みなさま、こんにちは。

 

3月に入り過ごしやすい日が続いていますね。昨日関東は20度くらいまで気温が上がりました。

 

さて、今日は環境づくりについてお伝えしていきたいと思います。

 

お子さまを支援する環境づくりに構造化という方法があります。

 

構造化というのは支援の枠組みを明確にすることを意味します。

 

具体的には

 

“いつ”

 

“どこで”

 

“なにを”

 

“どのくらい”

 

“どんなふうに”

 

行動すればいいのか分かりやすくするために、目に見える形で提示することをいいます。

 

そうすることで、お子さまが迷わずに自発的に教室での作業に取り組むことが期待できます。

 

たとえば、

 

教室での構造化には、

 

『見ただけで分かるように明瞭に表示する』

 

『空間を目的別に仕切る』

 

『合理的に物を配置する』

 

などの方法があります。

 

これらは私たちが行っている支援の基礎にあたる部分でもあります。

 

この構造化をしっかり行うことで、お子さまの個別理解にも役立てています。

 

 

時間の構造化

 

「今、なにをすればいいのかわからない」

 

「この活動をいつまですればいいかわからない」

 

「次になにをすべきかわからない」

 

などといった困難を抱えているケースのお子さまがいます。

 

口頭だけでスケジュールや活動内容を伝えた場合、活動に没頭してしまい時間が過ぎてしまい、一つの活動が終わった頃には次の活動を忘れてしまうなどの可能性があります。

 

ここで有効なのが時間の構造化です。

 

GRITでは教室到着後に準備が整ったら、指導員と一緒にお子さまが「今日のスケジュール作成」に取り掛かります。

 

このスケジュール表には針が描かれていない時計の絵に「時間」と「活動内容」を入れる欄があります。

 

自分でスケジュールを組むことで自己決定の能力を育むと同時に支援を時間という軸で「見ただけで分かるように明瞭に表示する」する狙いがあります。

 

その他にも、マジックテープやマグネットで剥がせるカードを作り、カードに掛かれた活動が終わったら剥がし、次に何をするかを明確にする方法も取り入れています。

 

 

環境の構造化

 

お子さまによっては、大きな音が苦手であったり、周囲の音や動きに過敏になってしまったりするなど、特性が様々です。

 

一人ひとりの生活や学習に適した環境を用意するのも構造化の役割です。

 

周囲が気になってしまいがちなお子さまには、両脇にパーテーションを設置したりして視覚の刺激を軽減させてあげると効果的です。

 

GRITにはこのような机が置いてあります。

 

 

個別ブースとなっているため、視覚的な刺激が過敏なお子さまに適した学習スペースとなります。

 

このように本人にとって刺激となり得る物を取り除き、落ち着いて活動に向かうことができる環境作りが大切となってきます。

 

構造化するには、一人ひとりの得意な事、苦手な事、ストレスの要因となる事などを支援者が理解して行わなければなりません。

 

GRITでは、お子さまの特性をよく分析・理解し、のびのび活動できる場を提供できるよう努めていきたいと思います。

 

★こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください★

 

じっとしているのが苦手

準備や時間管理が苦手

空気がよめない

周囲が気になり集中できない

こだわりがあり学習にも偏りが多い

文章を拾い読みしてしまう

意外なことで突然癇癪を起す

言葉を直接的に捉えて一喜一憂する

不登校で勉強が遅れている

整理整頓が苦手

朝の準備に時間がかかる

算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手

 

GRITでは、発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症・アスペルガー症候群・不登校を抱えるお子さまに

 

「学習・勉強」

「生活能力の向上」

「社会性の基盤づくり」

 

の側面を支援いたします。