こんにちはGRIT越谷教室です。
雨の日が続いており、ニュースでは梅雨入りともいわれていますね。
梅雨になると雨が嫌だという人もいらっしゃいますが、教室には「雨がたくさん降ると、虹を見る回数が増えるかもしれないよ!」とプラスの視点で梅雨を楽しみにしているお子さまもいらっしゃいました。
私たちも梅雨に対してマイナスなイメージだけ持つのではなく、梅雨の良いところを探そうと思います。
さて、本日は愛着について考えていきます!
愛着とは
一般的に愛着というと「お気に入りの服」や「小さい頃から使っているぬいぐるみ」など自分がよく使い慣れたものをイメージされると思いますが、療育の場での愛着とは情緒的な心の絆のことをさします。
これは療育者(主に両親)との間に育まれるものであり、この関わりや触れ合いを通して、うれしい、たのしい、悲しいなどの感情の基盤を作っています。
子どもが人見知りで親の陰に隠れる、ケガをして親に泣きつく、公園で親から離れて遊びに行ったりすることが出来るのは、親子間での愛着形成がしっかりとなされている証拠です。
このような関係を形成した相手を子どもは安全基地として行動していき、成長していきます。
しかし、愛着形成が上手くいかないと愛着障害となり、様々な特性が出てしまいます。
問題行動
近年ゲームやインターネットの普及に伴い、親子間で充分な関係を作れずに愛着障害をもつ子どもが増えつつあるといわれています。
これらは一部ですが愛着障害が起因している行動かもしれません。
支援方法
子どもが悪いことをしてしまった場合、叱ってしまうことが多いですよね。
しかし、叱ることで逆に問題行動が増えてしまったり、関係に亀裂が入ってしまうこともあり、これは避けるべき行動だと考えられています。
では、そういった際にはどのようにして対応していけばよいのでしょうか?
それは、愛着関係を形成するところからスタートする必要があります。
支援と言っても特別なことはなく一緒に遊ぶことや、お子さまとの会話を増やすだけでも関係は築くことは可能です。
まずは関係が構築された人物を作ることで、その人が基地となり支援をしていくことができます。
感情を結び付ける
愛着障害を持っていると感情がわからないまま成長してしまう可能性がありますので、体験と感情を結び付け教えていくことが大切です。
テストで100点取った→うれしい
友だちとケンカしちゃった→かなしい
など、その都度教えてあげることで徐々に感情が理解できるようになっていくと言われています。
また、関係が形成された人を通し、他者との関わりを持てるようにしていくことで、コミュニケーション能力や社会性を身に付けることもできます。
最後に
愛着障害というとネグレクトや虐待から来るとイメージしがちだと思いますが、子どもとしっかりと向き合っているご家庭でも支援方法が噛み合わなっかたり、特性の理解が不十分であることから愛着障害に繋がってしまうこともあります。
一生懸命になりすぎてしまうと主観的になってしまいがちですが、放課後等デイサービスなどをご利用して客観的な視点からお子さまを支援していくことも大切です。
GRIT越谷教室ではお子さま一人ひとりに真摯に向き合い、客観的な視点も大事にしながら支援を行っております。お子さまにとって安全基地となれるよう業務に取り組み、お子さまの支援に役立てていただければ幸いです。
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じっとしているのが苦手
準備や時間管理が苦手
空気がよめない
周囲が気になり集中できない
こだわりがあり学習にも偏りが多い
文章を拾い読みしてしまう
意外なことで突然癇癪を起す
言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
不登校で勉強が遅れている
整理整頓が苦手
朝の準備に時間がかかる
算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
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